2011年10月8日土曜日

2巻 その14 張譲の傷

2巻 その14 張譲の傷

曹操が宦官張譲に水晶の返還を求め、衛兵と争うシーン

曹操曰く、

「一人の敵を屠(ほふ)るには一振(ひとふり)の剣があればよく。

一群の敵を屠るにはさらに一槍(いっそう)があればよい。」



「お前たち!

天下の武人たらんと欲するならば

この曹操孟徳の許へ来い!」



 デモを弾圧する警官や自衛隊たちに向かって言ってみたい。

 こんど悪徳商人、官僚、政治家のところへ、無辜の市民から巻き上げた財産の返還を求めに行ったときに、警護する人たちに言ってみたい。





曹操が張譲から命からがら仲間の許へ逃げ、仲間に告げるシーン

曹操

「いかなる事があっても生き延びよ!

生きて地に潜り我が号令を待て!

わからんか!

潜め!!

潜まぬと全て根絶やしにされるぞ。

心して雌伏せよ!」


 万が一言論の自由が奪われ、集会の自由がなくなったとき、この言葉をはき、地下に潜らなければならない。



0 件のコメント:

コメントを投稿